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hideya's GamePlay Log

ゲームの感想とかを書きます。

てごわいアクションパズル「ペギルンの館」 - 紹介と感想

プレイ状況: 収録問題全部解いた(v1.00)
ダウンロード: 眼鏡モグラの里 より(無料、執筆時最新はv1.01)

ゲーム紹介

ペギルンの館は、ステージクリア型のアクションパズルです。
ステージ内にある宝石を全て集めた後に扉まで辿り着けばステージクリア、というよくある形式。

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自キャラはジャンプとショットができ、このショットを使って仕掛けを操作したりするのがこのゲームの骨子となります。
例えば、↑のスクショにある青い四角にショットを当てるとその地点に氷のブロックが生成され、足場とする事ができます。もう一度ショットを当てるとブロックが消えて再び通れるように。
こうしたブロック以外に敵キャラ(触れるとミス)も存在して、ショットで凍らせて足止めしたり、足場にして利用したり。
残機制ではなく制限時間も無い*1ので、心ゆくまでトライ&エラーを繰り返しましょう。

初めのステージは当然簡単になっているのですが、割と早い段階から頭を悩ませるレベルの問題が出てきます。多くの人はステージ5あたりからリトライを重ねるようになるのではないでしょうか。
1つの面に1時間以上かけることはザラにあるでしょう。
アクション的な要素もあり、解き方は分かっているけど上手く実践できない……という事もしばし。
方法が間違っているのか、自分のアクションが下手なだけなのかが分からない……という悩みはこのジャンルの醍醐味ということで。
解けなかったら飛ばして先のステージを遊べるようになっています。こういう配慮はありがたいですよね。

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総問題数もだいぶあるので、気長に少しずつ進めていく枠としていかがでしょうか?

感想

(以下軽いネタバレを含むので、ある程度プレイ済みの方だけ見る事を推奨。)

良かった点
  • 問題の質

単純にして最も重要な要素。
解いていて楽しく、個性的な問題が揃っていました。難易度の上がり方も心地よい具合です。

あと新登場の仕掛け・敵がある面では、その性質を把握するように仕向けるレベルデザインができているのも良かったです。
具体的には、(仕掛けではないけど)4面で上/下撃ち可能な事に気づかせる部分とか、6, 8, 9面で凍らせた敵の挙動を把握させる部分とか、28面開幕の赤メランボ(火の玉)とか。

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↑真ん中下とか左下とか。

問題のボリュームもかなりのもので、良い意味で大分お腹いっぱいになれました。

新登場の仕掛け・敵を見ても、外見でなんとなく性質に想像がつくような説得力のある外見になっており、把握しやすくて良かったです。
↑で述べたレベルデザインとも相まって、マニュアルで語らずともプレイに全く支障がない*2構成になっていました。
他の種類の仕掛けと外見が被らず、パッと見でも見分けやすいという基本もしっかり押さえられています。

  • 音周り

敵を凍らせる音、気持ちいいですよね。
ちょっと考えるために足を止めている時、空いた手でなんとなくカキンカキンとするのは私だけではないはず。
ゲームにおいて、こういった「動かす楽しさ」って大事だなぁと実感させられます。

BGMも良い感じで、考える妨げになること無く雰囲気を演出できていました。
BGM、難易度共にクライマックス感が押し寄せる50面はかなり印象的。

良くなかった点
  • 20面

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↑でレベルデザインを褒めましたが、この20面は良くないように感じました。
(私の解き方が間違っていなければ)最後の部分で必要となるテクニックがあまりにもシビアで、20面という段階でやらせるのには不適当だと思います。
このテクニックがこの先の面で必須になるのは50面を越えた所にしか無いのですが、 20面の時点で使わせてしまうとどうしてもこのテクニックありきの思考をしてしまい、パズルを力技で粉砕するような方針 *3 へ流れてしまうのではないでしょうか。(救済措置と考えられなくもないけど……)

20面の最後に至るまでの部分が、左右対称で解く楽しさが半分、かつその工程がそこそこ面倒なのもポイント。
件のテクニックの失敗は高確率でミス(=最初からまたやり直し)に繋がるので、やっと成功させ20面クリアとなった時には悪い意味で「もう二度とやりたくない」と思いました。
まぁ後半ステージに挑む頃には自然と連発できるようになっていたんですが。

  • 三色スイッチのデザイン

↑でグラフィックデザインを褒めましたが、このスイッチは良くないように感じました。

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↑少し色が薄いのがスイッチ。

このスイッチはショットを当てることで動作するものであり、接触判定はありません。が、見た目がブロック状なので乗ったりできるように見えてしまうんですよね。
対応するブロックと見た目も似ている*4ため、うっかり間違えて乗ってしまって落下、初めからやり直しというループをよくやりました。33面とか33面とか。

総評

細かい部分で不満はあれど、総じてパワーに満ちた良いゲームでした。

私の2015年総合トップゲーム(参照: 2015年振り返り - hideya's GamePlay Log) はふしぎの城のヘレンでしたが、このゲームはFTLと並んで激しいトップ争いをしていました。
20面の件でちょっと水をあけた感じですね。
せっかくエディット機能があるので、20面の代替案を作って作者に突き付けてやろうかと画策してますが……やはり面を作るのは難しい……

*1:仕掛けの組み合わせによって、モタモタできないようになっているステージは存在する。

*2:マニュアルにはキャラの名前とか設定が書いてあるので、気が向いた時にでも読むといいでしょう。

*3:パズル部分を正攻法で解くのとちょっと難しいアクションで強引に解くのが両方できる、というのがアクションパズルの醍醐味だという考え方は分かるのですが、このテクニックに関しては汎用性がちょっと高すぎて、解く楽しみをspoilしてしまっているように感じました。
僕は必須だと判断した時以外は封印して遊びました。

*4:対応が分かりやすくなるという点では良いデザインです。